その他 ・ 自作・DIY皆さんリストレストを使っているでしょうか? リストレストとはキーボードやマウスを操作する際、手首の下に置いて負担を軽減するクッションやパッドのことです。高さのあるメカニカルキーボードなどで入力作業をする場合には、手首の角度を軽減してフラットにタイピングすることができるガジェットです。
amazonなどでは3000円程度で良い製品が買えるので興味があるならぜひ買ってみてほしいです。
それで今回、このリストレストを3Dプリンターで自作してみたいと思います。
「ん?3000円で買えるのに自分で作る意味はあるの?」って思いますか?
やっぱり毎日使うものってこだわりを持ちたいものなんですよ。3Dプリンターでは自分の好みに設計できるのでそこに意味はあるのかと思います。
最後の感想のところで材料費についても取り上げます
豆知識コーナー ※本編とは関係ありません。
今回取り上げているのは 「リストレスト」 ですが、一般的に 「パームレスト」 とも呼ばれている製品もあります。
パーム(palm):手のひら
リスト(wrist):手首
名前からは、手のひらを支えるか、手首を支えるかの違いですね。
ですが基本的に呼び名が違うだけで製品としては同じ目的で使われる同じ意味のアイテムなので気にしなくてOKです。この記事では一貫してリストレスト と呼びます。
今回作るリストレストは左右分割型のものにしたいと思います。
なぜ左右分割型に?左右分割のメリット
こういった点を考えて分割型にしました。
爆速でモデリングしました。30分もかからなかったです。
ちょっと横長の円形にし、真ん中の方へくぼんだ感じにし、手首にフィットするような設計になっています。
円の中央に溝がありますが、特に意味はありません 。
ただの円盤だと味気ないので加えた感じです。
↑3Dモデリング画像
まずは一つだけ3Dプリンターで出力して試作品を作りたいと思います。
フィラメントは黒のPLAで出力します。印刷時間は50分程度です
早速テストで出力したものがこちらです。

んーー、、、
少し小さすぎたかな?
直径70mmくらいに設定したのですが、小さすぎたみたいです

高さも全然なかったです。
天板からタイピングしてるのと感覚が一緒でした(笑)
あと3Dプリントの積層ピッチ(積層の細かさを調整できる)を初期設定の0.2mmにして出力したのですが、粗さが目立ちますね。
ということで試作品の失敗を生かして完成品を出力していきたいと思います。
左右を広げて高さを出したものがこちらです。

左下に見えるのが試作品で作ったものです。見た感じ一回り大きくなっているのが分かりますね。積層ピッチも0.08mmに設定して出力したので粗さも少なくなったと感じます。
期待できます!
ただ積層ピッチを低くすると印刷時間が大幅に伸びるんですよ、造形に3時間かかりました。
実際に使ってみました

高さもちょうど良くてフラットにタイピングができるようになりました。
思ったよりも手首にフィット感があって置き心地もよかったです。
艶があるのが少し気になるので、艶消しに変えたいと思います。
PLAは硬めの素材なので、粗目のサンドペーパーで表面の積層痕を落としてから艶消しスプレーを吹きました。

落ち着いた雰囲気が出ていいですネ!
やっぱり艶消しは正義だ!!
結局直径は100mm程度で、高さは25mmになりました
今回は3Dプリンターで自作リストレストを作ってみました。そこまでモデリングにはこだわりませんでしたが完成品は思った以上に使いやすかったです。
分割型にしたことで間にトラックボールとかが置けそうで結構拡張性を感じました。
あと今回仕上げに艶消しスプレーを吹きましたが、これをするだけでめちゃくちゃ質感が上がるのでおすすめです!!
材料費について
完成品を作るために使ったフィラメントは60g(一つ当たり30g)です。
フィラメントを1kgあたり2000円で考えると材料費は120円でした。材料費だけで考えると製品を購入するのではなく自作してみるのも良いかもしれませんね(手間はかかるけど、)。
全体を通してものづくり感がしてめっちゃ楽しかったです。自分の好みのガジェットを作れるという点では結構おすすめなのではないでしょうか?
ぜひ皆さんも自作ガジェット生活を楽しんでほしいです!
最後まで読んでくださり ありがとうございます!!
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